OptiSpheric® HR
高精度光学定数測定装置(短焦点レンズ用)
▲OptiSpheric® HR
OptiSpheric® HRは、従来型OptiSpheric®をさらに発展させた、短焦点レンズ用高精度光学定数測定装置で、EFL(有効焦点距離)が約0.3 mm ~ 12 mmの短焦点レンズのFFL(フランジ焦点距離)を高精度で測定できるように設計されています。
測定ヘッドの自動化された正確な位置決めによって、FFLおよびBFL(バックフォーカス)の測定精度の向上を実現しています。
<EFL測定>
測定範囲:0.3 mm ~ 12 mm
絶対測定精度/繰返測定精度:
0.5 mm ~ 3 mm: ±5 μm
3 mm ~ 12 mm: 0.2 %
<FFL/BFL測定>
測定範囲:-5 mm ~ 40 mm
絶対測定精度:±4 μm
繰返測定精度:2 μm
▲OptiSpheric® HR 本体
簡単なサンプル配置
従来型OptiSpheric®と比較すると、OptiSpheric® HRの垂直方向の配置は逆になっています。物体側コリメータは上部にあり、像側検出器はサンプルの下部に位置しています。これにより、FFLを測定するための基準面に直接サンプルを再現可能な位置に配置することが可能となり、サンプルをユーザ固有のサンプルホルダーに簡単かつ確実に配置することができます。
▲OptiSpheric® HR サンプルホルダー
Software
OptiSpheric® HRは、実績のある最新のMTF-Labソフトウェアを使用して操作されます。このソフトウェアは、個々の測定シーケンスを構成するオプションなど、幅広い機能と特徴を提供します。
プロセスは高い柔軟性でプログラミングできるため、日常業務で使用される測定プロセスは完全に自動的に実行されます。
OptiSpheric® HR 紹介動画
本ビデオは英語による紹介動画になりますが、YouTubeの字幕自動作成・翻訳機能を利用して、日本語字幕を表示することも可能です。
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